これは昔の引っ越しです。それに加えて独身時代の私の引っ越しです。やっと正規採用が決まって、山麓にある職場の近くの住まいを探しました。職場に近い市街地の物件も見てみたのですが、気に入るところもなく投げやりになっていた時、お世話になっていた知人から連絡が入りました。とにかく家賃が安い。ただし隣は毎日夫婦げんかをする、となりは得体のしれない人物らしい。その真ん中の部屋が開いているからそこに入れ、という内容でした。私も探すのはこれ以上いやだと思っていました。友人が軽トラを準備してくれました。
何と荷物の少ない引っ越しだろうと思いました。私がそう思ったのですから友人もそう思ったと思います。ちょっと緊張しながらお隣さんにあいさつしようと思って、ドアをノックしましたが両隣とも留守でした。さあ荷物を入れようかという時でした。坂道を下ったところの自動車整備場のご主人が来たのです。話では、下の一軒家に入居する予定だった人が急きょ事情があってキャンセルしてきた、ここは大変だから下の新築の一軒家に入ってはどうですかというのです。一人暮らしでも広くないいい物件でした。「ここは大変だから」というご主人の言葉も引っかかっていたので、即決しました。夏にはヒグラシの鳴く、隣家との距離もあるいい物件でした。こんな話もあるのだなと思ったのでした。
アート引越センターさまを利用させていただきました。引っ越しにしろ何にしろ、業者は大手に限る【金額がかかっても】と考えるのが世帯主の私の考えなので、皆も私の考えに賛同し、決定されました。
引っ越し先は一階下のフロアなのですが、本当に引っ越し業者のかたに手伝ってもらって良かった、というのが実感です、私の部屋には60インチの液晶テレビがあるのですが、これなどは引っ越し業者の方以外には危なっかしくて運ぶのは無理だったでしょう。
実際業者の方の動きは非常にテキパキとしており、まさに大手の貫禄。よく訓練されているなという感心しました。
若手の方であの統率度なので、もしベテランの方だったらどれほどスピーディーな作業なんだろう・・と考えてみたり。
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